日 時 2003年10月19日(日)
時 間 18:30-21:30
場 所 マルシェ・オー・ヴァンさん 2階 エスパス・カルチュール
主 題 ブルゴーニュワインの偉大なる魅力に迫る。
人 数 満員御礼
案内役 にしかたゆうじ
ワインリスト (予定) |
2000 ヴェルジェ マコン・ブルジ アン・シャトレーヌ 1999 ルイ・ラトゥール
ピュリニー・モンラッシェ 2000 ラモネ 特級バタール・モンラッシェ 2001 マニャン
オート・コート・ド・ニュイ 2000 デュガ・ピ ブルゴーニュ
1999 ドニ・モルテ ジュブレ・シャンベルタン オーベレ
1993 クレール
ジュブレ1級クロ・サン・ジャーク 1990 セラファン
特級シャルム・シャンベルタン |
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ダイジェスト(順不同) |
ラモネのバタールモンラッシェは、開くのに時間がかかったが、潜在的なポテンシャルはすばらしく特級の名に相応しい。室温26℃のため少し冷やしてデカンタをし、蓋をして20分ほど待ってからサービス。ハーブのニュアンスの香り立ちから徐々にクリーミーなバター香とナッツ香へと移ろいゆく様はすばらしい。
セラファンのシャルムは、抜栓して少し待ってボトルからサービス。強いアルコール感とまだまだ健在の果実味と、複雑な香りに混ざってなめした皮のニュアンスが熟成の極みを連想させる。構造力もあり、余韻も長い。極上の逸品だ。
マニャンのワインが予想をいい意味で裏切ってくれて、大好評。このクラスがおいしいと、かなり幸せだ。豊かな果実味と程よい酸味のバランスがいい。
一方、デュガ・ピィは、ポテンシャルの高さはあるものの荒々しさがとれず、次回の課題としたい。ボトルから注いだのでは、愛想がなく、デカンタしてもまだまだの印象だったので、ちょっと試行錯誤しようと思う。
ヴェルジェのマコンもすばらしいワインで、マコンの可能性を垣間見るとき、食卓がウキウキしそうだ。ピュリニーもまたよし。
ドニ・モルテはまさにドニ節で、甘い果実味にビターなチョコが加わった逸品。ブリュノ・クレールの1993も優しい熟成感が、ちょっといい。最後にデカンタに残ったミネラルな海苔を焼いたような香りがちょっと忘れがたかったりする。
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次回は12月7日(日)の予定。
テーマは二部構成で、第一部の自然派ボジョレー・ヌーボーと第二部のデュガ・ピィの極上ワインを予定しています。詳細は追って・・・。
以上 |