第一回 in 甲府

日 時 2003323()

時 間 18:00-21:30

場 所 マルシェ・オー・ヴァンさん 2階 エスパス・カルチュール

主 題 ブルゴーニュワインの偉大なる魅力に迫る。

人 数 12名

案内役 にしかたゆうじ

ワインリスト
ワイン 造り手
N.V. クレマン・ド・ブルゴーニュ
1998 ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ
1999 ムルソー1級 ジュヌブリエール
1999 シャンボール・ミュジニ ビュシエール
2000 モレサンドニ1級 クロ・ド・ラ・ビュシエール
2000 特級クロ・ド・ラ・ロッシュ
2000 特級クロ・ド・ラ・ロッシュ
1995 特級クロ・ド・ヴージョ
1983 ビンテージ・ポート
ミッシェル・コラン・ドレジェ
DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)
ドメーヌ・ミクルスキ
ドメーヌ・ジャン・ラフェ
ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ
ドメーヌ・ミッシェル・マニャン
ドメーヌ・ユベール・リニエ
ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ

ラモス・ピント

右からDRCミクルスキーと続く
両脇にクレマンとポートが加わる。


 今回初めて甲府でのIWPAを実施する機会に恵まれた。各位に感謝するとともに、新しい出会いに感激である。当日の天候は晴れ。絶好のワイン日和であった。ワインは、ブルゴーニュを代表する造り手を、モレ・サン・ドニ村に重きを置いて、ラインナップ。比較的若いビンテージをそろえてみた。理由は、まず若いビンテージの味わいを自分の舌で確認し、次回の出会いのときの飲み頃や飲み方を探るため。そしてなにより2000年の赤は、今がまさに飲み頃であり、上り調子のうちに大いなる魅力をお伝えしたかったからである。試飲の結果、今回のワインはその持ちうるポテンシャルの高さから、今楽しんでも面白いが、まだしばらく寝かせてからでも大いに楽しめるワインであることが確かめられた。特に、2000年のクロ・ド・ラ・ロッシュの比較は興味深く、マニャンのインパクトのある香り立ちと、上品さでまとめるリニエの造り手の個性が面白かった。そしてルーミエの幻のクロ・ド・ヴージョもモンスターの片鱗を見せつけており、前二本のクロ・ド・ラ・ロッシュが女性的なニュアンスをかもし出していたのと対照的に、男性的な味わいが一層引き立ち、興味をそそられた。また前半の白ワインの比較も興味深く、同じシャルドネにして、かたや世界のDRCの地方名ワイン、かたやムルソーで話題の造り手のミクルスキーのトップワイン。両者の持ち味を大いに感じさせる逸品だった。その他、それぞれのワインについては参加頂いた方々の判断にお任せするとして、ブルゴーニュの魅力をお伝えできていれば、幸いである。

 次回は、別の切り口にてブルゴーニュの魅力に迫れればと思う。

 今回の企画はなによりネット上で知り合った某氏と、マルシェオヴァンさんのご協力とご尽力のおかげであり、心より感謝である。

 なお、ワインのテイスティングコメントはご参加頂いた某氏のサイトに詳しい。
 http://www2.nns.ne.jp/ent/django/


以上




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