不具合対策書 (2002/01/27)

 

 今回のウィルス感染について下記の通りご報告申し上げます。
発生日 2002年1月24日
不具合 BADTRANS.Bと思われるコンピュータウィルスに感染した。
現象 ウィルス自身が勝手に感染メールを送信した。プレビューしただけで感染する危険がある。
被害状況 感染した場合は、ソフトにダメージを与え、他者に感染メールを送信する。
実害 = 2件(判明分 1月27日現在) 但し、マック遣いからの被害連絡は無。
推定原因 前日に受信した某氏からのメールがウイルスに感染していたため、感染したものと推定。
発生経緯 昨年来よりウィルスメールを数度受信、その度に削除等を実施した。2002年1月14日、各種ソフトの再インストールを実施。前日(1/23)に某氏からの感染の疑いのあるメールを受信した。発生日同日正午すぎに安全牌氏をはじめ数名より感染の疑いを知らせる連絡を受けて、調査を開始。同日、ウィルスに感染したものと断定。
緊急対策 1.ホームページ掲示板に感染報告と対応策の案内を依頼した(下記参照)(1/24)。
2.携帯電話に登録済みの各位に電話・iモードを使用して感染報告をした(1/24)。
3.メール送受信およびホームページ閲覧の一時停止を実施した(1/24)。
4.Windows®98の再インストールを実施した(1/24)。
5.上記4の実施を受けて上記3を解除した(1/24)。
6.アドレス登録者にEメールを通じて感染告知を実施した(1/25)。
恒久対策 1.ウィルスの性格上恒久対策の実施は困難であるが、ウィルスバスター2002を導入した(1/26)。
2.ウィルスバスターを最新の(9.01)にバージョンアップした(1/26)。
再発防止 1.感染原因と推定される某氏宛にEメールにて状況説明した(1/26)。
2.自己防衛策を鋭意実施するため自宅にウィルス対策委員会を設置(1/27)。
3.ウィルス作成者には極刑適用の法整備を関係各位に働きかける。
4.対処法を下記に参考資料として添付する。


<参考資料>
にしかた掲示板の曽根氏(当ページ協力者)からの対処法を再掲する。原文ママ。
私もBadtrans.Bだと思います。対処方法の参考ページのURLを載せておきます。

●トレンドマイクロ社ウィルス情報および対処方法
 
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp
?VName=WORM_BADTRANS.B
●山田洋行 ウイルス情報 BadTrans.B
 
http://www.fs-support.yamada.co.jp/df/v-descs/v-descs2/badtrs_b.htm


感染してしまった場合の、手動での削除方法も念のため簡単に抜粋しておきます。あくまでも概略ですので、上に載せたようなちゃんとした情報で確認することは忘れないで下さい。

(1)安全のため、可能であればWindowsをセーフモードで起動する。それができない場合でも、電話線は必ず抜いておく。最悪でも他人に被害は及ぼさないため。

(2)不正プログラムの自動起動設定を削除する。Windows のレジストリエディタ(regedit.exe)などを起動する。「スタート」→「ファイル名を指定して実行」→「regedit」と入力してOKをクリック
これでレジストリエディタが起動できる。(Win95,98の場合。Meは違うかも・・・)

(3)左側のエクスプローラの「+」部分を開いていって、「\HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunOnce」が見える状態にする。「RunOnce」をクリックして、右側に「kernel32」があったら(出てきたら)これを削除。「(標準)(値の設定なし)」なら何もしなくてよい。

(4)再起動後、ウイルス検索を行って検知したファイルを全て「削除」する。また、受信したワームのメールと思われる不審なメールはすべてメールボックスから手動で削除すること。


パクリ文章なうえに急いで作ったので、正確な情報はちゃんと確認してくださいね。また、Outlook(とIE)をお使いの方は、常に最新セキュリティ情報と最新パッチに注目しておいて下さい。

以上


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