我が一万円札に幸あれ (2003/08/05)

 
 最近、我が財布における滞在時間が短くなった一万円札について。

 来年から新しいデザインの紙幣が登場するが、実は現行の一万円札に二種類のデザインがあることに気がついた。すでにお気づきの方も多いと思われるが、なにぶん一万円札の滞在時間が短いために(自分調べ)、ついぞそれに気がつくことはなく、最近になってようやく新事実に気がついたりした。

 一万円札のちょうど真ん中に福沢諭吉の透かしがあるが、その真下に、このお札を印刷した「財務省印刷局製造」の文字がある。ん。一万円札が現行のデザインになって久しいが、財務省は当時はなかったはずだ。う。これはもしかすると・・・。財布の中にようやく見つけた二枚目のそれには違う文字が印刷されているではないか。「大蔵省印刷局製造」である。あいにく紙幣のためスキャナ等で取り込んで、UPすることは出来ないのが残念であるが、こんなところにも中央省庁再編の足跡があったとは、意外な事実にちょっとだけびっくりである。

 ふと。知らぬ間にふたつのデザインがあったとは・・・。

 そしてこちらは頻繁に出入りする夏目漱石にも、大蔵省と財務省の2パターンがあった。5000円札はあいにく手元にないが、おそらくこの流れでいけば2つのパターンがあるはずだ。そして気になるのはもちろん・・・。2000円札はどうなのだろう。比べるどころか、一枚も持っていないので、どうすることも出来ないが、もし2000円札にも2パターンあるとしたら、結構税金の無駄遣いかもしれないなあと思ったりする。

 へーへーへー。3へーくらいかな。

おしまい


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