ジャガイモ味 (2003/08/18)

 
 カバヤ食品から発売されている、のり塩プリッツェル 北海道ポテトがちょっとしたマイブームだ。

 これは、瀬戸内海産の青のりと北海道産の男爵ポテトを使用したスティック菓子で、ビールのお供に最適なんだろうと思いつつ、ついついお茶っこを頂きながら、頬張っててしまう。このお菓子は何が凄いかというと、本当にジャガイモの味がするところにある。それもただのジャガイモではなくて、鉄板ごと焼かれたステーキの脇に添えられている、あの丸まるのジャガイモの味にそっくりなのだ。しかもその皮の内側あたりのちょっと苦味を感じるあの味わいに、なのだ。その昔、免許を取ったばかりの頃、横浜新道の脇にある(った?)ハングリータイガーにはどうやっていくのだろうと思いあぐね、ついにその店に入ってハンバーガーを頼んだときに、(ステーキじゃないじゃん)、一緒に鉄板の上に乗っていた皮ごとのジャガイモの味わいがフラッシュバックされるような、そんな懐かしの味なのだ。

 見た目は青のりと塩がふられたスティック菓子なのに、何でまん丸のジャガイモの味がするのだろう。

 こんな不思議な食感に感動しつつ、日本の技術って凄いなあと思うこの頃だ。


おしまい


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