手揚げの油揚げ (2003/12/12)

 
 最近のマイブームに突如浮上しているのが、片瀬江ノ島某所の手揚げの油揚げに、ヒガシマルの「おとうふ屋さんの冷やっこスープ生しょうが仕込み」をつけて食べる、というものだ。はっきり言って旨い。いやいや、食べながらモゴモゴ言ってもうまい。揚げたてならなお良しで、脂の乗った某職人さんが一枚一枚丹精込めて造った油揚げは、もう笑っちゃうくらい旨いのである。晩酌に久保田の碧寿とあわせてみれば、ベストな三者の組合せに、目にはうっすらと涙を浮かべることだろう。またお豆腐に鰹節を乗せて、この「ひややっこつゆ」をかけて味わうというパターンも、笑っちゃうほど旨く、我が両親もちょっとびっくりしていたほどだ。

 くっくっくっ。もうスーパーの油揚げは食べられなくなったしまった。

 私自身、鮨おさむの稲荷寿司を食べているために、我が油揚げの標準レベルは相当高いと思っていたが、灯台下暗しというべきか、地元に程近いところに、油揚げとお豆腐の名店があったとは、我ながら超うれしい発見なのである。厚揚げもまたよし、がんもどき?もまたよしなので、さあ江ノ島界隈にお豆腐を買いに行こう、なのである。

 ちなみにお店の名は、伏字にしたいところであるが、、、、えいっ言ってしまえ。高橋豆腐店だ。このお店は小田急線片瀬江ノ島駅の山側というべきところにあり、バス通りから一本入ったところにあるので、ちょっと口では場所の説明は難しい。国道134号線を東進するなら、江ノ島入口を越えて、最初の信号を左折。江ノ電を跨いで、γのような交差点を左に行って信号5個目ぐらいの手前を左である。バスで行くなら、最寄のバス停は「西方」。藤沢から何系統のバスに乗ればいいのかちょっと分からないが、最寄のバス停の名前からして、かなりナイスなのである。

 素材が旨いと、シンプルな料理に感動する。すばらしい大発見に感謝である。


おしまい


目次へ    HOME

Copyright (C) 2003 Yuji Nishikata All Rights Reserved.