快調フェラーリ(号) (2004/03/05)

 
 車検を終えたフェラーリ(号)が快調な走りを見せている。

 ブルゴーニュ合宿の数日前に車検を終えたフェラーリ(号)が無事に戻ってきたが、そのとき少しばかり資金を投入してプラグやブレーキパット、ワイパー、オイル関係やらを交換していた。フェラーリ(号)ゆえにそんな備品関係も安くはない金額で、やや支払いに躊躇したりしたが、こうして見違えるほど快調な走りを湘南界隈で披露されたひにゃ、資金投入して大正解と思うこの頃だったりする。走る・曲がる・止まるの基本動作がスムーズで何年かぶりに新車に乗っているかのような錯覚に陥るからうれしい限りだ。アクセルを踏めば、スピーディとまではいかないが、ビシっと反応し、ブレーキを踏めばカスリ音ひとつさせずに止まる。コーティングしてもらったボディは、汚れをはじき、雨は瞬時に雫と化す。ワイパーの水裁きも、これまたいい感じである。箱根の山坂道もなんのその(かもしれない・・・)。

 思うに二年に一度の公的なピットインの時は、税金やら保険料やらで、なにかと福澤氏の手離れも派手になりがちだが、ここはグッと堪えて資金を投入すれば、愛車は新車のごとく蘇るのだから、結果的に安い買い物かもしれない。備品をケチって、結果すぐに壊れて、しぶしぶ新車を買おうとすれば、フェラーリ(号)の新車価格には、ちょっと手足も出ないというものだ。湘南にはやっぱりフェラーリ(号)がよく似合う、と思いつつ二年後の車検のために積み立てしなきゃ・・・、次回の車検はもっとお金がかかりそうだなあ・・・、あと二回以上は車検通さないと、厳しそうだなあ・・・、鮨貯金もためないといけないしなあ・・・、と思う日々なのである。


おしまい

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