なんだかなあ その1 (2004/04/22)

 
 最近、妙に東京に出かけることが多くなり、ちょっとおのぼりさん気分で電車に乗っているのだが、ふと気付いたことがある。それはエスカレーターの長さと列の作り方だ。一本のエスカレータとしては東京駅のコンコースから中央線へと続くエスカレータが最長かとも思われ(自分調べ)、乗り継ぎ回数では大江戸線もさることながら、新しくなった東横線横浜駅からJR線への乗り継ぎも、昔が便利だっただけにその長さに戸惑ったりしている。そういえばJR小田原駅も微妙に長いかも、である。まあ、ある意味それはそれで構造上の問題なので仕方がないのだが、問題は列の並び方だ。エスカレータの暗黙の了解ごととして、左側の通路はあけて急ぐ人が歩けるようにすべきと思っているが、その列に正々堂々と立ち止まり、後ろに大渋滞を引き起こしているのにも気が付かず、のほほんとエスカレータに乗り続ける姿は、何とも居心地が悪かったりする。エスカレータが長いだけにそのイライラは募るばかり。むむむ。なんともかんともだが、実際に列を滞らせているのが、おっかなそうなおっさんだったり、お年寄りだと注意できないジレンマに陥りつつ、言い出せない自分の不甲斐なさに、居心地の悪さは募るばかりだったりする。

 そういえば、先日、品川駅の短いエスカレータで手鏡を使って女子高生のスカートの中を覗いた某大学教授がいたが、そんな短いところではなく、東京駅の中央線のそれのほうが、たっぷり楽しめそうなのになあと思いつつ、一瞬のスリルを味わうにはちょっと長すぎるのかなあと余計な心配をしたりしては、エスカレータの右側に立ち止まる人に、勇気を出して注意をしたいこの頃だったりする。


おしまい


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