香港への道 行きかた編 (2004/10/05)

 
 香港で素敵な食事を満喫したのでちょっと触れたいと思いつつ、今回はその行き方について。

 フランスに航空便を利用して旅するときに、香港経由にすると今回のように、思わぬ喜びに接することが出来るので、今後のフライトはすべてキャセイ・パシ○ィック航空にしようと思う。それはともかく、空港から市内某店までの行き方であるが・・・。飛行機の乗り換え便の場合には香港の空港使用税は免除されているようで、ちょっとしたお得感が早くも露出するから嬉しい。空港には電車が乗り付けていて、出国出口を出るならば、階段を使うことなく、そのまま歩くだけでホームに到着するシステムになっている。自動販売機ではカードが使えないので現金が必要になってくるが、ホームの窓口に行けば、カードで買えるので、香港ドルへの両替は不要だ。市内と空港を往復する場合、当日に限って運賃は片道料金と同じになるので、ここは迷わず往復の方を買う。終点の香港駅までは片道100ドル、当日の往復でも100ドルなので、日本円にしてだいたい1,500円くらいだろう。電車は12分間隔で運行されていて、空港と香港駅はわずか23分の道のり。いたって便利であり、とても快適である(各シートにはテレビもついている)。

 終点の香港駅からは、ちょっと歩いて地下鉄に乗り換えるわけだが、ここが意外に離れていて、ちょうど東京駅の京葉線的な歩き具合だったりする。目的の某店へは、地下鉄のツェンワン線に乗って、チムサーチョイで降りるのだが、まったく残念ながら、この地下鉄はカードでは切符が買えず、やむなく駅の窓口の背後にあるキャッシュディスペンサーで、カード会社のキャッシングを利用することになる。片道9ドルなので18ドルだけキャッシングしたいところだが、残念ながら最低取り扱い額が100ドルなので、しかたなく機械の指示通りにボタンを押して、100ドル札をゲットしよう。お釣りは何かのお土産にすればいいだろうと思いつつ、ふと思えば1,000円程度なので、近くのコンビニなどでジュースなどをゲットするのも悪くないだろう(日本のお茶やお菓子もたくさん売っている・・・)。しかし、ガイドブックを熟読するなら、空港線を利用した人には市内行きのシャトルバスが無料で乗れるらしいので、要チェックだった。それなら現金は全く不要だったのだ・・・。次回への反省点としよう。

 ところで、香港はカード社会のようなので、大抵のレストランではカードも使えるようで、その反面偽造カードも多いらしく、サインはしっかりカードの裏と同じものでなければ使えない。フランスで使うように適当にグルグルグルと書くのはやめたほうがいいかもしれない。(フランスでカードの裏のサインをまじまじと見られたことはない・・・)

 地下鉄の車内も悪くはなく、僅か数分乗っただけで、目的の駅に到着し、そしてそこから10分歩くだけで、銀座にも支店を出している中国料理の名店にたどり着くことができる。空港からドア・トゥ・ドアで小一時間。さあ、乗り換え時間のちょっとした合間を使って、中華料理の極意を堪能しようではないか!!。

 というわけで、今回はここまでにして、次回はどのお店に行ったかにしよう。

 < 香港の歩き方 >
 香港の空港使用税は乗り換え客は不要みたい。(成田空港=2040円・フランスは5,200円)
 空港から香港市内へは電車が便利で、往復切符が超お得。カード払いもOK。
 電車の案内には日本語も完備。
 地下鉄はカードが使えないので現金が必要。(両替はレートの悪さも気にかかる・・・)
 無料シャトルバスも活用したい。


つづく

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