峠の法則 (2005/01/12)

 
 フェラーリ(号)でとある峠道を爆走しつつ、ある重要な?法則を発見した。

 人里はなれた山間の道で、あと何百メートル先にコンビニがあることを告げる看板を見つけたときは、その手前にライバル店のコンビニが存在する確率は、ほぼ100%である、という法則である。なるほど峠道をロングドライブするものにとって、休憩がてらコンビニに寄りたくなるのは人情というか、生理現象というか、頷ける行為だ。ライバル店に入られないように、その存在を知らせることは、商売の基本だ。

 しかし、ふと思う。こういう場合、どちらのコンビニに入った方がいいだろうかということを、だ。看板を意識しつつ、手前のライバル店に入るのも気が引けるが、看板がなければ素直に手前のお店に入るだろうから、曲がりくねった先にようやく見つけたコンビニに入るべきか入らざるべきかは、ちょっとした戸惑いなのである。看板を発見してから、ライバル店に近づくまでの十数秒間に、判断が求められるのだから・・・。

 こういう場合、どちらが素直な行動なのだろう。

 私の場合は、缶コーヒーやらに、おまけがついてるキャンペーンを張っている方に入りがちかも・・・(笑)


おしまい


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