フェラーリ(号)で湘南界隈を走っている時に、何気なく聞いていたニッポン放送からスマップの新曲が流れてきた。放送によるとどうやらエリック・クラプトンの歌に竹内マリアが詩をつけたとのことで、超豪華メンバーの競演らしい。曲自体は、ふーん程度の感想しか持たず、曲の途中で、FM横浜にチューニングをかえると、なんとここでも同じ曲が流れてくるではないか。ちょっとびっくりした。歌の進み具合からして同時にかけられたのではなく、幾分スタートに誤差があるようだが、FMとAMで同じ瞬間に同じ曲がかかるとは、さすがは待望のスマップの新曲のなせる業なのだろう。おそらくはここ数日、日本中のラジオ局でこの歌がかかるのかあと思いつつ、ふと、こんなことを思った。

　スマップに楽曲を提供できたら、その瞬間に人生は大きく変わり、一攫千金も夢ではないんだろうなあ・・・ということを。今までの人生の経験値から考えて、私に作曲する能力は皆無なので、現実味は帯びないが、まかり間違って詩でも書きつつ、ひょんな拍子からスマップの目に留まり、新曲に採用されようものなら、人生が一気に薔薇色になりそうな気配である。詩ならなんか、かけそうな気もするし・・・。

　人生そんなに甘くないことは知りつつ、湘南某所の高校の横を(134号線の裏道です)、通過しつつ、スマップのうちの二人のメンバーがここに通ってたんだよなあと思うと、スマップが妙に身近に感じられたりするのだった。


おしまい


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