日本人の宗教観 (2005/05/28)

 
 靖国参拝問題が、日中間の大きな外交問題になっているが、先日ニッポン放送の竹村健一の番組を聴いていて、なるほどなあと思ったことがある。それは日本人の宗教観についてであった。例えば、日本人は生前にどんなに悪いことをした人でも、死んでしまえば仏様として、その過去は清算してあげる価値観があり、中国人や他国の人々には、そんな感情は生まれることはなく、何百年経とうが悪いやつは悪いと罵られるのだという。日本人は死によって過去を許し、中国人は死んでからも決して許すことはないという。そんな価値観というか宗教観の違いが、靖国問題に根底にあるとするならば、それは決して相互理解ができる事項ではなく、永久に妥協することはなさそうな気配である。

 おっと。危ない。

 これ以上、浅はかな知識と受け売りの情報で書き進めると頓珍漢になりそうなので、早々に撤収しよっと。


おしまい


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