130円の衝撃 (2005/09/18)

 
 先日、ガソリンのエンプティーマークが灯ってからずいぶん走り続けた山梨県大月市内のガソリンスタンドで、ガソリンを1000円分だけ補充した。我ながら、やけに貧乏だなあと思いつつも、その理由はレギュラーガソリンが一リットル当たり130円という価格にあった。130円の大台に乗ってしまった悲しみと、1000円ぽっちでは、ほとんど入らない現実に、動揺を隠せなかった。7.7リットルしか買えないのか。これでは、家と畑が往復どころか片道の燃料にしかならないようで、家の駐車場に停めるより先に、リッター124円のガソリンスタンドに寄らなければならないのだった。

 しかしよくよく計算すれば、リッター6円の違いは、例えば40リットル入れたとしても、240円の違いにしかならず、それほどの違いでもないような気もする。しかし、実は少し前までは、リッター100円とかだったはずなので、それで40リットル分を再計算すれば、1,200円もの差が出てくる・・・。

 うーん。かなり痛い金額だ。

 走るために生まれてきた車【フェラーリ(号)】にこだわりを持つ者にとって、車の燃料代は、生活に直結する。しかし、それでも山梨各地のぶどう畑の状況やらが気になりつつ、電車では畑にいけないから辛いのである。電車で無理に行こうとすれば、新宿経由という微妙な路線を選ばなければならず、電車賃だけでも相当な金額になりかねない。利便性や機動性を考えれば、車の使用は避けられず、当面はガソリン代の高騰分を、高速道路を走らず、山坂道を走り抜けることで帳尻を合わせようとする健気な生活が続きそうである。

 しかし、ガソリン高いなあ・・・。でもフランスのそれより幾分安いんだよなあ・・・。


おしまい


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