辛口ジンジャエール (2005/10/21)

 
 ここしばらく嵌っているのが、辛口のジンジャエールだ。

 WILKINSON社のGINGER ALE "g"

 この会社は何種類かのジンジャエールを出していて、ちょっとわかり難いのと、せっかく見つけた売り場の案内板もよく混乱しているので(注)、"g"を目印に買わないと、違う味を飲むことになってしまうが、ずばりこのジンジャエールが買えたなら、ちょっとだけ幸せに浸れるから不思議だ。このしっかりとした辛口テーストを味わってしまうと、生姜パワーを体感しつつ、自らの体温が少し上昇するような感覚が面白くなり、つい、くぴくぴ飲んでしまう。一本あたり190mlしか入っておらず、コップにあけるとちょうど一杯分の量で、少しばかり物足りないが、食卓に一本あるのとないのとでは、幸せ度が少し違ってくるから面白い。

 王冠に記された内容を読むと、液糖、酸味料、香料、カラメル色素とあり、微妙に化学な感じも持ちつつも、まあ一日に一本か二本しか飲まないのだから、あまり細かいことを気にしていては、この国では生きていけない現実を知りつつ、これはこれでおいしいのだから、あはは、である。

 このジンジャエールを飲んでしまうと、巷で見かける同名の飲み物が、やたらと甘く感じられ、他社製品がちょっと厳しくもなる。辛口味がこんなにおいしいのに、何で他社は甘くしてしまうのだろう。お子様向けという商品構成のためなのだろうか。ちょっと不思議な感覚を持つ。

 ところで、これを売っているお店はかなり限定される。広尾に出かけたときや、甲府や静岡のセミナーの時に、大人買いせざるを得ず、1本100円前後だが、纏めると結構な額になるんだなあと思いつつ、これもまた太る原因のひとつかと思うと、寒い日の気付け薬的に、ほどほどに楽しもうと思うものの、冷蔵庫にあったらあっただけ飲んでしまうところが、このジンジャエールの魅力であり、常習性なのだろう。

 何気に飲むジンジャエールが、辛口だと、ちょっぴり幸せ・・・ぜひ。

 注 dryと表示されたものは、なぜか甘口なので、注意が必要です。


おしまい


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