えびフライ マヨソース味 (2006/05/01)

 
 「かっぱえびせん 数量限定 えびフライ マヨソース味」が、笑っちゃうほどのマイブームだ。

 個人的には、スナック菓子をはじめとするケミカルフーズに拒絶反応が出たりして、ほとんど食べることはなかったが、最近は一部改心し、日本の技術の高さを最も身近に感じられる食品として、また長距離ドライブのプチ飢餓状態を脱する目的を兼ねて、休憩がてらに立ち寄るコンビニで、なにやら目が合ってしまった新製品を、一袋買ったりしていたが、今回の新製品は、思わず大人買いしてしまうほどのインパクトをもっていた。

 なぜって。それはまさに、このかっぱえびせんが、エビフライの味そのものであり、加えてマヨネーズとソースの味も絶妙に追いかけてきて、思わず食べながら笑ってしまうほどのリアリティを持っていたりするからだ。口に含めば、一瞬普通のかっぱえびせんの味がして、ん?と思うやいやな、口の中がホクホクのエビフライの味になってしまうのだ。そしてそのエビフライはマヨネーズとソースがかかっており、見た目は普通のかっぱえびせんなのに、口の中はなにやら大変なリアリティに占拠されてしまうから、これはもう楽しくなってくる。

 日本の技術はすごいと思う。だって、マヨネーズとソースをつけた、ほくほくのエビフライそのものが、再現されているのだから・・・。「やめられない、とまらない!」調子に乗りすぎて、ガツンと食べまくると、ケミカルな残存感に長いこと違和感を持つことになるが、しかしその違和感を堪えてでも、このかっぱえびせんは、食べたくなるから不思議である。そして道行く人に、というか、町で出会う知り合いに、思わず食べさせたくなるから面白い。

 数量限定ということで、いつ店頭からなくなるか微妙であるが、今ならまだ某最大手ンビニエンスストアに陳列されているので、今後誰かと会う予定があるなら、その人の数だけお土産がてら買ってみようかと思ったりするほど、このかっぱえびせんは、面白いのだ。

 ビールのお供にも、すごくあいそうだなあ。
 

おしまい
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