新潟は遠くないかも・・・ (2007/04/28)

 
 先日、日ごろ大変お世話になっている某氏のご尽力により、新潟でのワインセミナーを開催できました。新たなる出会いに感激しつつ、この場も借りてお礼申し上げたいと思います。

 で、新潟までは、ロブマイヤーグラスの関係で車で行くことになり、東名-環八-関越と走り、フェラーリ(号)は、一路新潟を目指したのでした。太平洋沿岸某所に住む者にとって、日本海側の新潟は、遠いというイメージに翻弄され、日本列島横断という少しばかり大げさな動揺に戸惑いながら、関越自動車道の練馬インターで見上げた新潟までの距離表示を見て、あれれ、と思いました。

 新潟まで300キロ。意外に遠くないかも・・・。

 300キロといえば、東京から名古屋までの距離に等しく、西日本的には、広島から福岡まででもそのくらい。フランスなら、パリからボーヌまでも同じようなものです。これは意外と遠くない距離かもしれません。時速100キロで、3時間。都道府県的に言えば、東京-埼玉-群馬-新潟。そういえば、新潟は関東甲信越地方のひとつであり、同じ地方と言えなくもなかったりするではありませんか。しかも練馬からあらよという間に所沢になり、そこは埼玉という世界に導かれます。利根川を渡ると群馬県。そして長い長い関越トンネルを抜けると、そこはこの時期が、桜が満開の新潟県でした。

 越後湯沢にはリゾートマンションが林立し、いくつかのスキー場を遠めに見ては、フェラーリ(号)は北上します。途中、地震被害の記憶も新しい小千谷をとおり、長岡ジャンクションで、左に行かないように気をつけつつ(金沢に行ってしまいます・・・)、友人が住んでいたとされる燕市と三条市にまたがる燕三条駅の脇を通り、あらよという間に新潟に着いてしまうのでした。というよりも、早く着きすぎてしまった・・・。セミナー開始まで、間が持たなくなりそうなくらいです(笑)

 で、やはり間が持たないので、市内をパトロール。地図をよくよく眺めると、新潟市の中心部は日本海沿岸ではなく信濃川の河口に広がって、川を挟んで両岸が栄えていることを知るのでした。新潟市内には、メジャーなデパートも本屋さんも多数あり、面白そうなお店もいろいろありそうで、東京から300キロしか離れてないとわかれば、これは通うしかないと思ったりするのでした。ただ、市内は一方通行が多すぎて、油断すると、すぐそこのお店にぜんぜんたどり着けないスパイラルに嵌ってしまったりしますが・・・。

 新潟・・・。東京駅や練馬インターからなら、大阪よりも近いのです。今まであまりご縁がなかった新潟という街に、ワインという不思議なご縁を携えて、フェラーリ(号)は、いろいろな場所に出没しそうです。政令指定都市・新潟・・・。夜のパトロールもほどほどに、いろいろ攻めようではありませんか(笑)。ちなみに今回は、セミナーにてお世話になったアンジェリーナさんと、岸向こうのシェリーのお店と、南口のおしゃれな佇まいの和食屋さんにお邪魔しました。ありがとうございました。

 遠いようで近い新潟。でも、我が家は、練馬までが遠かったりするんですよね(笑) 環八の渋滞・・・きらいっす。


おしまい

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