海へと続く道 (2007/08/02) |
海へと続く道。 国道134号線を逗子から鎌倉へと抜ける道。ちょうど、このトンネルを抜ければ、そこは材木座海岸というあたりが、個人的には好きな道。トンネルの出口の向こうには海があり、右側にぐうっとカーブするとき、なんとなく海に落ちていきそうな錯覚が好きかもしれません。それはあたかも海にそそりだしたジェットコースターのミニチュア版でもあり、湘南を感じる風景のひとつかも。(夏場は渋滞して、ちっとも海に落ちそうな感じは得られませんが・・・) 同じく、海に落ちそうな道としては、左手に海を見ながら走る西湘バイパスも悪くないですね。ちょうど高速道路を国府津の出口で外れるとき、ぐるりと右カーブする感覚が、あたかも海の上を通過しているようでもあり、かなりの好みです。ただ国府津で降りてしまうと、目的地の回転寿司は少し不便になりますが(その先の小田原が便利)、あの感覚は下り線でしか体感することもできないので、ここはあの瞬間を味わうために降りてみるのもいいのかもしれません。 あるいは、箱根の山を越えて国道1号線を三島のほうへ下りつつ、はるか彼方に見える海も、なんとなく好きですね。ワインディングロードを下りながら、時折視界に入るあの海が、実にいい。毎回静岡に行くたびの、ひそかな楽しみだったりします。 上り線的には、静岡の由比のあたりもいい感じ。東名高速の上り線、由比のトンネルを抜けたときに見える富士は、神奈川から見る富士と違って、由比ならではの風景かも。そして右手には海。絶好のドライブスポットですね。(最近は東名高速よりも下道を走る機会が圧倒的に多いわけではありますが・・・) 海のそばで育った者には、やっぱり海の影響力は大きいなあと、海に落ちそうな道を走りつつ、思わずうれしくなってしまいます。 さて、これから神楽坂。 今日は、横浜新道-第三京浜経由ではなく、ベイブリッジ・レインボーブリッジ経由の海側の道を選んで走ってみようかなあと思ったりする真夏の午後でした。あの橋は、海面から高くて、いまひとつ海に落ちるというイメージはないですが・・・。 おしまい Copyright (C) 2007 Yuji Nishikata All Rights Reserved.
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