ベリーダンス (2007/10/27) |
先日、東京・表参道のおしゃれなビルの地下で開催されたベリーダンスダンスのショーに行ってしまいました。そもそもベリーダンスって何?というレベルでしたが、いつも大変お世話になっている某女史にお誘いいただき、私の知り合いも何人か行くとのことで、案内状をもらいつつ、一大決心(少し大袈裟ですが・・・)してしまいました。案内状の写真は、ビキニ姿(ではないけど、こういうのはなんと言うのだろう)の女性たちに彩られ、なんとなく行くのもためらいがち。しかし、友達も出演するということで、直前に表参道の某ワインバーで薄張グラスで軽くビールを引っ掛けつつ、関係者席の末席を汚してしまいました。この夏、家の近所のビーチにもビキニの女性はたくさんいましたが、別に凝視するでもなく、近くによるわけでもなく、ごく普通の海水浴場の風景。しかし、表参道ではダンサーのほうから私に近づいては、なんとも不思議な感覚でした。 いいもんですね。ベリーダンス。 ショーが始まっても、はじめはどこを見ていいのか分からず、ドキドキしてしまいましたが、(油断すると目が合ってしまって、さらにどうしたもんかと・・・(笑)、美しく舞う姿は、まさにショーそのもので、東京の地下で繰り広げられるエンターテイメントに、ああここは東京なんだなあと、しみじみしてしまいました。店内はベリーダンスを習っているであろう女性客が多く、スーツ姿の私はなんとなく居場所もありませんでしたが、関係者席という強い味方のテーブルに座れば、ビールの一つも傾けられるというものです。 ひさしぶりに腹にしみる音響と艶やかなダンスを見ては、東京のエンターテイメントに触れたようで、地方の若い人たちが東京にあこがれるのも分かるなあと思いつつ、東京の夜はしっとり更けていくのでした。 でも、ひとりでは行けないなあ。 おしまい Copyright (C) 2007 Yuji Nishikata All Rights Reserved.
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