ミシュラン東京 発売 (2007/11/22)

 

 本日、ミシュランのガイドブック東京版が発売ですね。(まだ買ってませんが・・・ → さっき買いました)

 今回のミシュランの星の数を含めた評価は、賛否両論いろいろありますね。三ツ星が8つは多いとか、星の数がやたらと多いとか、フランス人に日本食を評価できるのか・・・などなど。いろいろ大変です。(何が・・・) とりあえずは、公式サイトの中から、ワインセミナー(変則系含む)を開催させて頂いたお店をピックアップすると・・・。

☆☆☆

 銀座小十 さん
 カンテサンス さん
 ロオジエ さん
 ジョエル・ロブション さん

☆☆

 ピエール・ガニエール・ア・東京 さん



 うかい亭 さん
 ザ・ジョージアン・クラブ さん
 ベージュ・アラン・デュカス東京 さん
 リストランテ濱崎 さん
 リストランテホンダ さん
 ル・ジュー・ド・ラシェット さん
 (2008/01/20開催予定)



 単純に、星の数だけ数えると20でした(笑) ミシュランも一目置くレストランで多数開催させて頂き、大変光栄であると同時に、大感謝なのです。そして、おめでとうございます。(なかには、セミナー形式をとっていないケースもありますが・・・) また普通に食事をさせて頂いたことがあるお店も数店あり、最近は居酒屋「和民」に一目置く私にとっても刺激的なリストだったりします(笑)

 で、公式リストを見てみると・・・。東京版というより東京の中心部に集中しています。五本木や西大島などの住宅街系のお店は、入っていないところを見ると、山手線の内側的なピックアップかもしれません。(銀座は山手線の外側ですが・・・(爆)) 鮨は多いですが、あそこと、あそこと、あそこは入っておらず、また鉄人系も厳しいですね。日本のフレンチのさきがけ的な大御所シェフのお店も、あそことあそこがなかったりします。某吉兆は時期が悪かったのでしょうか。(食べたことはないので分かりませんが・・)また、テレ朝通り系や、溜池山王の専門店も入っていないですね。中華の某店は、掲載を断ったとか・・・。細かいところをみていると、いろいろ突っ込みたくなり、また、何であそこが☆いくつ・・・的なお店もネットやお茶の間を揺らすこの頃、レストランに激震も走っていることと察します。いずれにしても、星をつけたところの予約は、当分取れないんでしょうね。電話・・・まったく繋がりませんし・・・。

 今回は都心だけのようですが、郊外店や首都圏も視野に入れると、星の位置づけも変わってくるような思いもします。特に住宅街のお店をラインナップに入れると、都心のひとつ星にも相当な影響があるような気もしつつ、京都や大阪、徳島も網羅してもらいと思うところです。こうして東京のレストランをまざまざと見ていると、他の地域にも三ツ星クラスはたくさんありそうで、しかし東京の都心だけが格付けされた現実は、東京とその他の地域を確実に差別化させるような気がして、それはそれでどうなんでしょうか。都心だけだと、電車の方がはるかに便利で、ミシュランのタイヤは一向に磨り減らないと思ったりするのですが。

 毎年更新されるミシュランの評価。

 日本のレストランは、ついに世界基準ともいうべきミシュランの影響下にさらされ、誰が得をして、誰が損をするのか、東京のレストラン事情が一変しかねない今回の発売かと思います。得をしたのは、ミシュランだけ・・・という説も信じています。またガイドブック的な観点から、今後は☆なしのレストランも、たとえば、どぜう屋さんやすき焼き屋さんなども網羅されていくんでしょうか。毎年この時期に、一喜一憂する姿も想像できます。ついにミシュランが上陸した。そんな11月のこの頃ですね。

 そんなことを思いつつ、三ツ星のお祝いに、今日発売を再開した「白い恋人」を、某大将に送ろうかな。
 (超がつくほどの大好物らしいです(笑))
 

おしまい

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