パーフェクト・パイントって何でしょう。

　アイルランドの黒ビール「ギネス」ビールをおいしく飲ませるお店は、あっちこっちにありますが、パーフェクトパイントで飲ませてくれる店は、あまり知りません。ギネスビールのクリーミーな泡の表面に、三つ葉のクローバー(シャムロック　=　アイルランドのシンボル)が描かれているものを特別にパーフェクトパイントと呼ぶそうです。(カプチーノの絵ほど派手ではありません・・・)本来は、3月17日のセイント・パトリックス・デイに限って描かれる模様だそうですが、平塚のハッピー・スポーツ・カフェ&バーのモト・ロッソさんでは、普段の日でも、描いてくれます。
　
　クリーミー泡の上に、さりげなく描かれた三つ葉のクローバー・・・。

　お店の本物を追求する情報量と技術と、あなたのために注ぐビールというハートフルな接客が、私のつたない心と薄汚れた体に、言いようのない心地よさを伝えてくれます。あのクローバーを見たくて、ギネスをもう一杯。いい感じです。普段は誰も気がつくことがないかもしれない些細な配慮。

　しかし、それに気づいてしまうと、なんともうれしく、しかし、よそでギネスを注文したとして、そんな配慮を知らないバーテンダーに、ギネスをそそくさと注がれようものなら、ギネスビールを楽しむことが出来そうになく、何気ない三つ葉のクローバーにも、不幸の始まりを感じたりする1月の夜なのでした。

　パーフェクト・パイントをもう一杯。

　モト・ロッソにいく楽しみが、ひとつ増えて、よそでギネスを飲む理由がひとつなくなりました(笑)
　
　(技術がいりますので、注文は相山オーナーか川畑店長に・・・)


　あっ。ちなみに2/17はモトロッソさんで、小布施ワイナリーの曽我彰彦さんの会があります(宣伝ですが・・・(笑))


　おしまい