目黒は、山のてっぺんだった (2008/11/29)
 



 昨日、日ごろ大変お世話になっている某女史のご紹介で、JR山手線の目黒駅界隈のイタリアンで、おいしい食事を楽しませていただいた。そして、食後に、ふと考えました。そういえば、初めて目黒でご飯を食べたことに気づき、そして目黒という街を実際に歩き、その地形に驚愕したのです。

 目黒は、山の頂上だったのです。

 目黒駅周辺は、車で何度も駅前を通過しては、なんとなく坂が多いなあとは思っていましたが、周辺を歩いてみると、山のてっぺんを意識したりできました。特に目黒雅叙園へと続く、行人坂の傾斜は、たいそう凄く、ここが都心の真ん中であることを忘れさせるほどの急斜面というか、えぐれている・・・。雪の一つでも降ろうものなら、そりゃもう大変な騒ぎになりそうな気配が漂って、この坂を下りながら、不意に帰りの登りを想像すると、小心者の私には、かなり心細くなってしまうのでした。(じっさい、息・・・あがりました(笑))

 緩やかに延々と続く権之助坂をはじめ、白金台に行く方も恵比寿に行く方も緩やかに下り坂。

 目黒って山の頂上だったんですね。

 ただそれだけのことですが、今までまったく気が付かなかっただけに、極めて新鮮な驚きでした。そしてそのイタリアンですが、とてもおいしかったので、ブルゴーニュワインとシャンパーニュの競演もありかなと思ったりして、ハッピーワインセミナーを年明けにでも開催できたらと思ったりしつつ、行人坂、畏るべしにおののく今日この頃だったりします。
 

おしまい

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