日 時 2004年04月29日(木) 時 間 18:30-21:30 場 所 レストラン ハナハナさん 主 題 話題沸騰の自然派ワイン最前線の味わいを探る ワインリスト 今回は自然派ワインの代表格と賞賛されるルロワとシャソルネイの力作をご用意します。ルロワはロマネ・コンティ社と並ぶブルゴーニュのトップの造り手で、シャソルネイは当主のコサール氏とブルゴーニュで意気投合し、ブルゴーニュ魂が最も注目する男の一人です。
白2002 ジャン・クロード・マス リムー V-B 自然派ワインとは関係ないが、最近お勧めの逸品として。フレッシュ&フルーティなシャルドネながら、しっかりとしたボディ感があり、甘みすら感じるおいしい逸品。ピレネー山脈に程近く、AOCリムーを取得しているれっきとした高級ワインで、コストパフォーマンス大賞を贈りたいほどのおいしいワインだ。1000円台クラスの最高峰かもしれない・・・。 白2002 ドメーヌ・ドーヴネ ブルゴーニュ・アリゴテ あああ。痛恨のブショネ。ルロワでもブショネはあるんだと思いつつ、少し動揺。しかし軽度だったので、ブショネを明言した上でサービス。ブショネのワインを体感してもらいつつ、無念である。 白2002 ドメーヌ・ド・シャソルネイ ブルゴーニュ・ビゴー 準備の段階でコケタ関係で澱がまってしまった。気持ち冷やしてデカンタしてサービスするも、気持ち濁り系になってしまった。それでも味わい自体には何の問題もなく、うまみ成分たっぷりでミルキーな味わいに一安心。美味である。 白2002 ドメーヌ・ド・シャソルネイ サン・ロマン ブルゴーニュとの格の違いが味わいに出ていて、興味深い逸品。飲み方は同じで、この味わいの違い妙に、ブルゴーニュの不思議さを知る。肌にしみこむような優しい味わいにして、なんともおいしいからうれしくなる。 白2002 ドメーヌ・ドーヴネ ムルソー・ナルボー デカンタしてたっぶり1時間半ほど待ってサービス。燻したヘーゼルナッツに、蜂蜜、カラメルなどが複雑かつ勢いをもって香ってくるからすばらしい。ボリューム感満点で、ムルソーの底力とドーヴネの空恐ろしさを感じたりする。すばらしい。 赤2002 ドメーヌ・ド・シャソルネイ ブルゴーニュ・ブドー やはりシャソルネイの赤もすばらしい。ボジョレーちっくな赤系果実を特徴としつつも、ピノノワールの繊細さと気品さを兼ね備え、気持ち梅鰹になりながら、なめらかで癒される味わいに安心のひと時である。 赤2002 ドメーヌ・ド・シャソルネイ サン・ロマン ブルゴーニュとの格の違いが味わいに出ていて、興味深い逸品。飲み方は同じで、この味わいの違い妙に、ブルゴーニュの不思議さを知る。肌にしみこむような優しい味わいにして、なんともおいしいからうれしくなる。 赤1999 ドメーヌ・ルロワ ニュイ・サン・ジョルジュ ラピエール やはりルロワはすばらしい。ニュイ・サン・ジョルジュの男性的な力強さを持ちながら、妖艶さを醸しだしてくるところがすばらしい。とても村名とは思えない実力に、さすがルロワと言わざるを得ない。まさにピノ・ノワールの極意に触れたかのような味わいである。今回はグラスに少量だったのでキャプテン型のデカンタを選んだが、二杯ずつ飲めるようなら小ぶりのデカンタの方が良いかもしれないと思ったりしつつ、素敵な夜は更けていった・・・。 HANAHANAさんでの楽しいひと時大感謝です。 次回は7月22日(木)の予定
|