1/5(木) 金井醸造場 金井一郎氏 = 参加者10名
お料理
夕一菜とかき菜のおひたし
白菜と蒸煮と小ムツの煮物椀
地すずきの汐焼
鴨南蛮と焼人参&焼玉ねぎ
ゆるめの御飯
塩昆布
赤だし
ワイン
2005 キャネー 甲州 万力村
2005 キャネー デラウェア万力
2004 キャネー ヴィノ・ダ・万力 シャルドネ
2004 キャネー ヴィノ・ダ・万力 カベルネ・ソービニョン
2004 キャネー ヴィノ・ダ・万力 メルロ
2003 シャトー・キャネー マスカット・ベリーA NO.2
2002 シャトー・キャネー カベルネ・ソービニョン
2003 シャトー・キャネー カベルネ・ソービニョン
2001 シャトー・キャネー メルロ/カベルネ・ソービニョン
1972 シャトー・キャネー 甲州
コメント
ビオディナミ農法を実践し、マルク・アンジェリやマダム・ルロワやニコラ・ジョリーとも交流する金井氏のワインは、有機農法によって育てられた弓木野さんの野菜との相性は抜群で、人数や会費に比して途方もない量のワインが提供されつつ、大いなる日本のワインの魅力に迫りました。万力シリーズとシャトー・キャネーの違いや、ワイン造りの哲学など、おいしい料理とともに、夜は更けていくのでした・・・。すばらしい。
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1/6(金) 奥野田葡萄酒醸造 代表取締役 中村雅量氏 = 参加者8名
お料理
石鯛&生湯葉
蛤のしんじょの煮物椀
金目汐焼と里芋の田楽
広島の牡蠣と地野菜の汐蒸し
牛蒡たっぷりのすき焼き
御飯
じゃこビアンコ
赤だし
塩昆布茶漬
苺
ワイン 各2本
1999 甲州
1990 甲州シュールリー
2002 桜沢シャルドネ
2004 メルロ
1992 カベルネ・フラン
n.v. 冬花火(甲州・瓶内一次発酵 山梨と長野のセブンイレブン限定発売)
2002 ミルズ(甘口)
コメント
インディーズ系ワイナリーの代表格・奥野田葡萄酒醸造さんの会は、中村社長の熱いトークとともに和食とワインの抜群のマリアージュが体感できました。農業生産法人の活用やセブンイレブンとの共同開発等々、異色とも言えるその活動は、熱い男によって展開されているのだと実感しました。ワイン造りの魂の行方についても活発な議論がなされ、生産者と消費者双方にとって有意義なことであればと願いつつ、なんだかかなり酔っ払いモードだったりします(笑)
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1/7(土) イケダワイナリー 池田秀俊氏 = 参加者10名
お料理
炙り〆さばと生湯葉
根菜の白味噌椀
大磯のさごしの汐焼
地鶏の豊年蒸し 七草巻きとムール貝の蒸し白菜
御飯
じゃこビアンコ
赤だし
出汁系茶漬
苺
ワイン
2004 樽熟甲州
2004 セレクト 白 (完売)
2005 マスカット・ベリーA (完売)
2004 山ソービニョン (非売品)
2004 メルロ (金賞受賞・完売)
2003 メルロ (完売)
2005 巨峰
n.v. グラッパ(白百合醸造)
コメント
女性的なワインで評判のイケダワイナリーは、ぶるたま一押しワイナリーのひとつですが、今回お持ちいただいたワインは完売または非売品のお宝映像系ワインばかり。池田氏本人もこんな機会でないと飲めないということで、いやがおうにも場は盛り上がります。特筆すべきは、マスカットベリーAがイケダワイナリー史上まれに見るブショネで、造った本人もびっくりでしたが、軽度だったがゆえに、マスカットベリーA特有の甘いキャンディ香がなりを潜め、さごしの焼き目に抜群のマリアージュを見せるところに、この品種の新たなる可能性を見つけた思いがしました。会の最後にはスペシャルゲストも加わって、なにやら夜は更けていくのでした・・・。なお、帰りの東海道線が人身事故のため大幅に遅れ、都内よりお越しいただいた方にはタクシーで小田急線に乗ってもらうというハプニングがあり、JRに代わってお詫び申し上げます。
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1/8(日) つよぽん = 参加者6名
お料理
生湯葉 柿みりん漬 ごまめ
白菜の歯ごたえ十分のお椀
蒸しタラバ蟹とタラバ蟹しんじょ 法連草と蕪の汐蒸し
もち豚の角煮 京人参と下仁田ねぎ煮込み
さごしの焼魚
御飯
じゃこビアンコ
赤だし
苺
ワイン
2004 甲州 栽培者 三森均一
2004 甲州 栽培者 三森紀行
2004 甲州 栽培者 飯島昭三
2004 甲州 栽培者 武藤辰也
n.v. アルガブランカ・ピッパ
n.v. アルガーノ フォーゴ
2003 アルカサール
n.v. 甲州氷結甘口(商品名失念)
コメント
今回の企画において唯一のサラリーマン栽培家つよぽんは、初対面の人たちに対してもその熱きトークは縦横無尽に炸裂していて、恐れ入谷の鬼子母神でした。今回のメインテーマは栽培者ごとの甲州。ぶどう栽培者の完成図とワイナリーの完成図を一致させようという試みは、限定300本の樽発酵につき、栽培者の差というよりは、・・・・ということで重箱の隅をつつけばいろいろ反論も出そうな気配ではありますが、非売品につき実際に飲めることはそうそうないので、貴重な体験でした。ブルゴーニュ魂は、つよぽんの熱い情熱に賛同しています。
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