日 時 2007年01月06日(土) 18h30-21h00(予定) 場 所 パパノエルさん JR鎌倉駅から江ノ電・由比ヶ浜駅下車徒歩3分 神奈川県鎌倉市由比ガ浜3−11−41 TEL&FAX/0467−24−9774 http://homepage2.nifty.com/papa_noel/index.html 人 数 6名さま グラス ロブマイヤ社バレリーナシリーズなど ワインの予定 2004 特級ミュジニ 2004 特級ボンヌマール 2004 シャンボール・ミュジニ1級レザムルーズ 2004 シャンボール・ミュジニ1級 (ミュジニの若木) 2004 シャンボール・ミュジニ 無事終了いたしました。 2004年の天候、そのままに、ブルゴーニュのおいしさを再発見できました。 靄のかかる斜面は、少し肌寒く、それでも2時間もその畑にいられるなら、雲の切れ目から、さわやかな青空と太陽が見えてきます。そんな風景に重なるヴォギュエの2004年のワインたち。ロブマイヤー・バレリーナの助けを受けて、農民たちの汗や、斜面に降り続けた雨模様が、ワイングラスに見えきます。ワイングラスの中に、2004年の天気そのものが、あたかも再現されたかのように、見えてくるのです。 よく言えば、ハーブチック、悪く言えば、茎っぽいベールに包まれた果実味は、派手さもパワフルさ、そしていつもの色合いすらも持ち合わせてはいないけれど、その分、いつもは陰に隠れがちな大地のミネラルが表面化して、それは思いがけない喜びを呼び起こし、日本人のDNAはそんな大地の恵みに、小刻みに反応してきます。いつもより塩が強めのお出汁の味わいは、素材のうまさを求めて、食卓を彩るかのようです。 2004年のおいしさを、飲み手の知恵と経験でやさしく包み込むことができるとしたら、グラスの中にその年のシャンボール・ミュジニの斜面を見つけることができます。その斜面は、いつもより日陰で、肌寒いけれど、そっと酔う心地よさが、いつもと違う喜びを誘ってくれました。 2004年のブルゴーニュ・・・不思議なビンテージになりそうですね。 以上 |