ワインセミナーでの質問 |
某日。台風一過のはずなのに、どんよりとした小田原。
「霞町にいかなくても、ぴん」を裏の合言葉に(笑)、小田原で最も新しいお店「栄町・一 (さかえちょうぴん)」さんで、ハッピー・ワインセミナーを開催しました。なにぶんオープン間もないお店での、初めてづくしの会でしたが、皆様のおかげで大変素敵な会となりました。ありがとうございました。会費は1万円で7名様にご参加いただきました。
当日のメニュ
まずは一口 焼きチーズ・濱崎風
ワインのアテ 温かい鴨・ひんやりカプレーゼ
本日のお野菜 そら豆・トマト・とうもろこしのグリル
本日のパスタ 千住明が好きなパスタ・アンチョビ風味
本日のお肉 豚バラのブレゼ・ナリサワ風
本日の甘味 朝作ったリコッタと悪魔のアイス
あんことじゃむを添えて
〆のお飲み物 エスプレッソ・コーヒー
↑
このお料理・・・見る人が見れば、相当すごい・・・(笑)
ワインリスト
2005 シャブリ ナタリー・エ・ジル・フェーブル
2005 ブルゴーニュ ルージュ バロラン& F
2006 甲州万力山 金井醸造場 x 2本
1990 シャンパーニュ アルジャンティーヌ
2005 マルサネ バロラン& F
1992 ジュブレ・シャンベルタン ルー・デュモン
ところで、会の冒頭で、こんな質問をいただきました。
「シャブリってなんですか・・・」
私はこの質問に、感動しました。とかく深みの世界になりがちなワインセミナーにおいて、その素朴な質問は、私にある種の衝撃を与えてくれました。それを発してくれた人にワインのおいしさを全力でお伝えしなければ、お天道様に申し訳ないという気持ちが瞬時に宿りました。この方のために私は何ができるのかを考え、ワインの魅力をお伝えできる喜びと、この最初の一歩が肝心なのだというプレッシャーにはさまれた、とてもすてきな緊張感を持ちながら、ワインの説明とサービスをさせていただきました。
うまくお伝えできているか、気持ち不安ですが、その方とご一緒に来られた方が、甲州ワインの入った隆太窯をたいそうお気に召して頂いたところから察するに、なかなかいい感じだったかと思います。(自分調べ) ワインのおいしさをお伝えできていればうれしいです。
ワインセミナーやワイン会の参加に、不安や躊躇をお持ちの方には、(実際にご参加いただいた方が口々にそうおっしゃいます。その壁を乗り越えて頂き大感謝です。) それを払拭するような会をいろいろと企画していきたいと思いますので、お気軽にご参加いただけたらうれしいです。テーマは、ハッピーに、おいしく。
ワインをハッピーに楽しみましょう。そして、時折見せるピノ・ノワールの悲しみも・・・。ワインという不思議な飲み物の価値観を、共有できたらうれしいです
2007/08/05
|
以上 |