ドメーヌ・ド・ロラトワール サン・マタン | |||||||||||||||||||||||
試飲日 2002年04月10日 外は小雨模様 | |||||||||||||||||||||||
<2000 Côte du Rhône Villages Cuvee Haut-Coustias> ACコートデュローヌ 白 ハーフボトル ナッツ香にトースト香が加わり、甘さの中に苦味を感じる味わい。 <2000 Côte du Rhône Reserve des Seigneurs> ACコートデュローヌ 赤 ハーフボトル スパイシーな味わいは、数は少ないながらも慣れ親しんだローヌのワインを代表する味わいだ。酸とタンニンも豊かに感じる。葡萄品種がシラーとグルナッシュと聞けば、なるほどと思ったりした。 <2000 Côte du Rhône Cuvee Prestige> ACコートデュローヌ 赤 ハーフボトル 100年古木らしい奥深い味わい。黒砂糖を煮詰めたイメージもあり、よりタニックである。 <1999 Côte du Rhône Villages Cuvee Haut-Coustias> ACコートデュローヌ 赤 ハーフボトル 樽熟2年の影響を受け、豊かな果実味に樽香が良くマッチしている。濃い紫がかったルビー色も4本の中で最も艶やかである。黒砂糖のような甘味のあるアロマが印象的。タンニンと酸味のバランスもよく、しっかりとした味わいである。デリケートな面ものぞかせてふっくらとした質感は温かみすら覚えたりする。このドメーヌで最も高いワインは、なるほど言い値をつけるじゃないかと納得せざるを得ない。 <余談> このドメーヌは短時間にテイスティングしたためか余り印象に残っていない。日本で出会えることもあるだろうから、そのときはじっくり攻めてみたい。安ければ良いな・・・。 以上 |