モンジャール・ミュニュレ | |||||||||||||||||||||||
試飲日 2001年11月11日 | |||||||||||||||||||||||
<オート・コート・ド・ニュイ 白> 抜栓後すぐにINAOグラスへ。黄色である。柑橘系のアロマが溢れだし、なかでもオレンジが印象的である。味わいにもオレンジを感じつつ、軽い口当たりにしてしっかりとした酸に支えられ、重みのある飲み応えである。ややもっさりしているのは、ピノブランが相当入っているためだろうか。シャルドネ的なナッツ香やバター風味はあまり感じられない。 カマンベールチーズと合わせると、すっきりうまくなる。パーティのお供に、こんなブルゴーニュの白があれば、きっと楽しいはずだろう。 <モンジャール・ミュニュレ> ヴォーヌ・ロマネ有数の赤ワイン造り手である。リシュブール・グランゼシェゾー・エシェゾー・ヴージョの特級ワインの数々は都内で見かけることも多く、日本でもメジャーな造りの一人である。ただ白ワインはこん回のオート・コート・ド・ニュイしかないという。赤の造り手が造るACブルゴーニュ・場所指定ワインはそのおいしい味わいよりも、物珍しさが優先しがちであるが、まあそんなことより、まずは一杯飲みましょう。 以上 |