エチエンヌ・ソゼ | |||||||||||||||||||||||
試飲日 2001年12月7日 | |||||||||||||||||||||||
<味わい> INAOグラスで室温。すっきり金色に輝いている。かき氷を思わせるようなアロマが立ち、軽いカラメル香も現われている。口に含めば上品な渋みが爽やかで、それでいてふくよかな飲み応えである。ミニ・ピュリニー・モンラシェとでもいいたくなるような贅沢な味わいである。とてもこのクラスには思えない味わいである。ほんの少し、舌が湿る程度に飲むと思わず泣いちゃいそうなうまさである。すっと引けのいい飲み口には、さすがソゼの実力が垣間見られる。感激の一杯である。 情報によれば、今回のACブルゴーニュは通常のロットより2年ほど遅れて出荷されたらしい。まさに蔵出直後の一本である。ケース買いして、ふっといいワイン飲みたくなる夜に備えたいものである。また今回のワインがドメーヌものなのかネゴシアンものなのかの判断はできなかった。ドメーヌものはエチケットが違うとの情報があり、おそらく今回のワインはネゴシアンものと推定されるが、根拠はかなり曖昧だったりする。いずれにしても極うまのACブルゴーニュである事実は、とっても財布と心を豊かにしてくれる逸品である。 以上 |