ルイ・ミッシェル | |||||||||||||||||||||||
試飲日 2002年09月28日 | |||||||||||||||||||||||
<シャブリ 1995>
少し冷やして抜栓後すぐINAOグラスへ。透明感のある薄い金色。フリント香が穏やかに香っている。口に含めば酸味が心地よくミネラリーな味わい。ヒラメの刺身との相性が抜群で、思わず箸も唸るというもの。ACシャブリにしてやや水っぽい味わいは7年前のシャブリという事である程度やむを得ず、それをヒラメの甘味が補完し合うといった感じだ。時間と共に柑橘的な甘さが出てくるのは不思議な印象だ。まさに食事と合わせるワインの典型で、シャブリがヒラメに合った喜びをしばらくは噛み締めていたかったりもする。 そしてシャブリもうまいが、この瞬間の主役はこのヒラメ。分厚い縁側のコリコリ感にゾクっと背筋に喜びが走ったりもした。 某女史と某氏に感謝である。 以上 |