メゾン・ルイ・ラトゥール | |||||||||||||||||||||||
試飲日 2003年01月13日 | |||||||||||||||||||||||
<ピュリニー・モンラッシェ 1級 フォラティエール> 暖房の効いた部屋にて、抜栓後しばらく置いてINAOへ。ふくよかなゴールドが輝いている。香りは閉じ気味で、燻したナッツ、ハニーが品よく漂っている。口に含めば、充実感のあるしっかりした酸が心地よい。果実味よりも熟成感の方が上回り、ハニーが幾層にも重なりつつある味わいだ。当然のことながらもワンランク上の味わいを醸しだしている。全体的な印象としては、溢れんばかりのボリューム感はなく、こじんまりとした印象こそあるものの、際立った特徴がない分、落ち着いて楽しめる逸品だろう。 ただ惜しむらくは某所に自転車で駆けつけたために、息が荒く、いまひとつじっくり対峙できなかったことが悔やまれる。このレベルのワインは、やはり静かな部屋と静かな気持ちで・・・。ミュジニが似合う某女史に感謝とともに、次回の出会いに期待である。 以上 |