シャソルネイ | |||||||||||||||||||||||
試飲日 2003年04月08日 | |||||||||||||||||||||||
<ブルゴーニュ> 抜栓後しばらく経っていると思われるが、グラスワインでサービスされて、シャルドネ用系のグラスへ。濁り系の白っぽい金色の色合い。草のイメージがあり、マンゴーの香りがある。バター香やナッツもあり、鼻から抜くとハニー香すら感じ入る。トロピカルな柑橘レモン系といった感じの香り立ちは、なかなか鼻腔をくすぐって、いい感じである。口に含めば、酸味がしっかり乗っていて、結構汁だく系のうまみ成分が心地よい。舌を程よく刺激する酸が、食欲を誘い、大変おいしいワインである。 このシャソルネイは日本でも話題を呼んでいて、マンガちっくなエチケットも印象に残るビオディナミ農法の第一人者である。このドメーヌについては情報源を同じにすると思われる記事が数多く発信されていて、話題先行型として、また日本での価格も割高感があり敬遠しがちだった。しかし、いやいやどうして、かなりの感動がここにあるからうれしくなる。そして、パリの日本語ワイン情報誌「LE PETIT BAR A VIN」の第14号の阿部編集長の記事を読めば、若き醸造家のコサールさんの情熱も伝わってきて一気に親近感もわくというものだ。興味のある人はバックナンバーを取り寄せられるのが賢明だろう。 ちなみにグラス一杯5ユーロだったが、最近の円安ユーロ高のあおりを受けて、5ユーロといえども決して安さを感じないところが辛い。1ユーロ = 135円として675円もする・・・。 以上 |