キララ | |||||||||||||||||||||||
試飲日 2004年01月02日 | |||||||||||||||||||||||
<ヴッシュヴァイン・シラーズ> 抜栓後すぐ1INAOグラスへ。かなり濃いムラサキ色系の色合い。香り立ちのインパクトは新鮮で、チョコレート香にバニラ香、熟したベリー香がナイスである。口に含めばハイインパクトな凝縮感があり、それでいて滑らかで優しい果実味が特徴。ボディ感とタンニンと酸味のバランスもチャーミング系に触れていて、かなりの好印象。余韻はそれほど長くはなく、杯を重ねるごとにやや飽きてくる感は否めないが、くどさはそれほどでもなく、けっして悪くない、そんなおいしいワインである。日々の食卓にキララのワインがあるのも、いいかも。そう思わせるところがにくい。さすがは大手資本が本気になって造ったワインである。安心感のあるおいしさに、ほっと酔ったりする・・・。 このキララにはノマコルク(NOMACORC)が採用されていて、ブショネ回避の対策が採られているが、ぱっと見には天然コルクとの差も見た目上の違いに気付くこともなさそうで、最新技術の一面を見る感もあり、好印象である。 しかし、最近ニューワールド系をはじめとしてワインを多数飲む機会に恵まれ、(サイトには全然アップしていなくてすんまそんであるが・・・)、新ワインのコストパフォーマンスのよさには目を見張りつつ、今年もブルゴーニュ魂で行こう !!! 以上 |