シャソルネイ | |||||||||||||||||||||||
試飲日 2004年04月08日 | |||||||||||||||||||||||
<ブルゴーニュ白> 少しだけ冷やしてもらって抜栓後すぐシャルドネ仕様風グラスへ。やや濁り系の薄い金色で、これは以前に比べて少なくはなったが、それでもある澱のせいかと推測される。もう少し準備万端に対応すれば、美しく透明感のある色合いが期待できそうである。香りはクリーミー調で、乳酸系の香りにハーブ、蜂蜜、ナッツなどが加わっていて、いわゆるシャソルネイ節全開である。口に含めば、気持ち高めの温度ながら、うまみたっぷりで厚みのある味わい。一瞬フレッシュぶどうジュースかと思われる滑らかで新鮮な味わいながら、気持ちタニックさを感じ、程よい酸味が舌の両脇を刺激し、まさに癒されるぅぅぅという感じ。うまいです。余韻はそれほど長くはないが、苦味で通じる山菜の天婦羅との相性もバッチシで、時間と共にゆっくりと移ろいゆく香りに、焦がし香を感じ、なんともほろ酔う市ヶ谷の夜なのであった。 シャソルネイはつくづくおいしい。しかもグラスに注ぎ足していく方式で、たっぷり飲むとさらにおいしくなるからうれしい限りだ。 以上 |