日 時 2003年8月02日(土)
時 間 16:30-19:00
場 所 成田市某所
主 題 ジュブレ・シャンベルタンな夜
参 加 少数精鋭名さま(満員御礼)
案内役 にしかたゆうじ
佐倉ワインセミナーを8月02日に行いました。世界一のワイン産地・フランス・ブルゴーニュ地方の大銘醸ワインを大いに楽しんで頂こうというこの企画。今回は地元の花火大会に先駆けてジュブレ・シャンベルタンで官能的な夜を過ごしました。
ワインリスト (各2本) |
ワイン |
造り手 |
1996 ブルゴーニュ・ブラン
2001 ジュブレ・シャンベルタン 2001 ジュブレ・シャンベルタン
1996 ジュブレ・シャンベルタン
1990 ジュブレ・シャンベルタン1級カズティエ
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ドメーヌ・ドニ・モルテ
ドメーヌ・フィリップ・パカレ
ドメーヌ・ミッシェル・マニャン
ドメーヌ・ドニ・モルテ
ドメーヌ・クリスチャン・セラファン |
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コメント |
1996 ブルゴーニュ・ブラン
WINE DRINKING REPORTは、この一本の衝撃から始まりました。あの衝撃の再来なるか。詳しくはWINE DRINKING REPORTへ。
2001 ジュブレ・シャンベルタン
パカレは、おじのマーセル・ラピエールを相当意識させる味わいをかもし出す。一見、ムーラン・ア・ヴァンかと思わせるイチゴフレーバーは緑のニュアンスも持ち、やさしい味わいである。抜栓後時間とともに開花させる癒し系の味わいは、ややもすると薄いワインで終わらせがちだが、しっかりとこのワインの特性を踏まえて飲めば、おいしいうまみ成分が心を癒してくれたりもする。パカレのワインは、ネット上で多数売られているが、よくよく見れば在庫が結構だぶついているような印象を受ける。せっかくのワインが、なんだか寂しい。
2001 ジュブレ・シャンベルタン オーエシェゾー
ミッシェル・マニャン。同じ年の同じ村の造り手違い。色合いは一気に濃くなり、ムラサキを配する濃いルビー色。濃縮感のあるベリー系のニュアンスが強く、超ハイインパクトな逸品だ。パーカー好みの典型的な味わい。ただし強いインパクトに押されてか、いつまでも濃縮した同じ味わいが続き、途中でちょっと飽きてくるところが辛い。スパイシーな肉料理とあわせたいかも。
1996 ジュブレ・シャンベルタン
ドニ・モルテ。あまく熟した黒系果実味を残しつつ、チョコやカカオが重なり独特のフレーバーが楽しい。意外に熟成は進んでいない印象も受けるが、深みのある味わいは、ドニ・モルテ節である。大和のフレンチレストラン「サカモト」の特製ガトー・ショコラとあわせてみると、意外な共通感に頬も緩んだりする。
1990 ジュブレ・シャンベルタン1級カズティエ
今宵のメインは世紀の大ビンテージ1990の巨匠セラファンの看板ワイン。しかもセラー蔵出し。ピノノワールの甘く、切ない味わいは、ちょっとセンチメンタルでした。詳細。
なお、某ご夫妻ご提供のミッシェル・コラン・ドレジェのクレマン・ド・ブルゴーニュにて乾杯させていただきました。感謝です。
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次回は10月前後の予定です・・・
以上
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