先日、当サイトのWINE DRINKING REPORTに「悪の連鎖を断ち切るはさみ」と題するコラムをアップしましたが、内容的に不十分かつ不適切な部分もあり、すこし調査をする必要もあるとの判断から掲載をしばらく中断させていただきます。アクセス頂いた数名からも同様の趣旨のご指摘を受け、熟慮した結果、再工事を図るというもので、時機を見て再掲載を目指したいと思います。ご連絡頂いた方々にこの場を借りて感謝申し上げます。また一部の方にご迷惑をおかけしたやもしれず、ここにお詫び申し上げる次第です。
コラムの趣旨としては、一度固定観念がインプットされると、そこからの脱却は難しく、ワインの本当のおいしさが伝わらない云々の話でしたが、特定できる根拠が曖昧で、かつ精彩を欠いていたと認められます。マイナス面を強調する文章については、プラスの内容以上に注意を払うべきであり、この反省を今後に役立てたいと考えます。
また、同時に1998年ビンテージの話についてのご批評も、頂戴しましたが、こちらは十分調査を実施した結果を基にしており、かつそのビンテージの飲み頃を探るというものですので、引き続き掲載させていただきます。ワインは飲む状況によってもその味わいを変えるお酒であり、ひとつの目安にしていただければと思います。また1998ビンテージのコート・ド・ボーヌの白については、コラム掲載後もいくつかのワインを飲む機会に恵まれ、改めて続報も掲載できればとも思っています。
今後も精進を重ね、楽しいワインライフのお役に立てれればと思いますので、引き続きご愛顧いただければ幸いです。末筆ながら、アクセスしていただいた方々にとって、始まったばかりの2003年度が、すばらしい年となりますようお祈り申し上げます。
おしまい
|