そこに感動がある  2003/07/22

 今月に入って、ワインセミナーや食事会、バーベキュー大会などを通して、いろいろな人たちとの出会いに感激する日々が続いている。会社と自宅の往復だけの毎日ならば、決して出合うことのない人との出会いは、非常に刺激的で、和の広がりに心もウキウキしたりする。それもこれも、すべてはワインという(私の場合はブルゴーニュワイン)素敵なお酒のおかげである。ただ酔うだけでなく、ちょっと知的でちょっと官能的で、ちょっとほろ酔いのワインワールド。日本全国津々浦々、老若男女、職業を問わない出会いは、ちょっとうれしい。ワインは一般的なお酒類と比べて価格も高く、種類も多く、一歩油断するとオタッキーでタカビーな世界になりかねないが、ワインのおいしさをエレガントに共有できるならば、より深く、より広い友好関係が作られたりするから不思議だ。

 ワインには感動がある。サプライズがある。特にブルゴーニュワインの場合は、ぶどう品種が赤ならピノノワール、白ワインならシャルドネしかないので、基準が作り易く、複数のワインを比較したりすると思わぬ衝撃が走ったりする。単独で飲んでもおいしいし、複数のワインをビンテージの差、畑の差、造り手の差など、どれかにテーマを絞ると余計に味わいの差が明確に浮かび上がり、よりワインを知りたくなってくる。そんなブルゴーニュ魂を共有させてもらえれば、大変うれしいし、そのお手伝いを微力ながらさせてもらえるなら、もっとうれしかったりする。

 ん。なんだかちょっと、ええかっこしいぞ。
 こんなんで、WINE DRINKING REPORT停滞中の理由にならないかな・・・。

 
おしまい



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