昨年11月の自然派ワインの大試飲会では、ドメーヌ・ルロワのマダム・ルロワやドメーヌ・コント・アルマンのベンジャミン・ルルー氏など多数が来日しましたが、今年になっても来日ラッシュは、衰えを知らないようで、ブルゴーニュワインにおける日本市場の重要度が計り知れたりします。思いついた順に列挙すると・・・。
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ
エチエンヌ・ソゼ
ドメーヌ・コント・ド・ヴォグエ
ドメーヌ・ド・モンティーユ (メゾン・ドゥー・モンティーユ)
ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ (☆)
ドメーヌ・メオ・カミュゼ (☆)
ドメーヌ・フィリップ・エ・ヴァンサン・レシュノー
フィリップ・パカレ (☆)
(ロワールからはパタポンのル・ブリソー) (☆)
(ローヌからは、マルセル・リショー) (☆)
早々たるメンバーが来日していますね。その多くはインポータが主催して招いているものと思われますが、それにしてもすごいメンバーです。列記した造り手のうち、何名かは実際に東京でお会いし、(☆)、パタポンのル・ブリソーとは何度も会食をしたりして、それは貴重な経験で、通訳が居るため日本語でやり取りできる気軽さもありますが、基本的には彼らとは畑で会うほうが、大好きで、どうも東京の一流ホテルのホールや、アスファルトの上であっても、なんだかもうひとつ感情が高ぶらないのは、私だけでしょうか。
よく、ブルゴーニュは造り手で選べと言われますが、私的には、斜面ありきで、ワインを語りたいと思ったりしています。斜面に立つ造り手のオーラは、その斜面でしか発せられないものだと、思うこのごろなのでした。
「ワインは斜面で造られる。」
ブルゴーニュの造り手と、東京の四角い空の下で会うごとに、そんなことを思ったりします。
つづく
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