あっそういえば (2003/02/09)

 
 ちょうど一年前に、大学センター試験の採点結果のコラムを書いていたのを思い出し、今年の結果はどうだったのか、インターネットでちょこちょこクリックしてみた。当時は韓国語の平均点の高さに驚いて、全国の高校二年生に外国語の受験科目は韓国語にすべしとのメッセージを伝えたのだが、その思いは彼らに伝わったのだろうか。

韓国語 受験者数 平均点(200点満点) 英語の平均点
平成14年試験 99人 160.40 109.68
平成15年試験 169人 170.96 126.82

 伝わっている。確かに私のメッセージは伝わっている。70人にも伝わっている。すばらしい。
 英語に比べて簡単と思われる試験は、韓国語の受験生への大きな励みとなったことだろう。ただ平均点の上げ幅を見ると、英語の方がポイントは上がっており、難易度の誤差は改善されたようでもある。ところで、大学入試センターのホームページでは、各科目の最高点と最低点が発表されている。英語の最低点は0点だが、韓国語は28点だ。0点を取れない科目ということだろうか。私も挑戦してみたかったりする。

 ちなみにフランス語は受験者数も156人から138人に減少し、平均点も141.26から131.57へ低下してしまった。こちらは至極残念な結果だ。いずれにしても、来年の試験も韓国語がよろしいようである。

おしまい

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