にっぽんハッピーワイン


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12/17 雨宮幸一とフジッコワイナリーな浅草の午後
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日 時 12月17日(土) 
時 間 12:30-15:30(予定)
場 所 武乃蔵(たけのくら) おいしい酒采と創作料理のお店
       http://r.gnavi.co.jp/g885600/
       地下鉄銀座線稲荷町駅下車1分 上野駅から徒歩10分
       当日は特別営業で貸し切り
会 費  5,500円 (スペシャルランチつき)
人 数  21名さま
テーマ  フジッコワイナリーの雨宮幸一氏とともに楽しいワイン。
ゲスト   フジッコワイナリー(株) 製造係 主任 雨宮幸一氏
グラス  INAOテイスティンググラス
ワイン  フジッコワイナリーの各種ワイン(下記)
案内役 ブルゴーニュ魂

当日のお料理

前菜盛合わせ


磯つぶ貝の旨煮
茸とじゃが芋のテリーヌ
砂肝のコンフィ



焼き物

梶木鮪ハラミ香り焼き

揚げ物

牛蒡とチーズの飛竜頭 蟹餡かけ

煮物

軽くスモークした鴨の活部煮

ワイン (各二本)

甲州シュールリー2004

甲州樽発酵2004

穂坂シャルドネ2003

マスカットベリーA樽熟成2003

マスカットベリーA2004

メルロー 2004

甲州甘口2004

12月新発売 甲州ジュース

秘密のワイン
   
当日の風景 スーツ姿の男性が雨宮氏

 にっぽんハッピーワインの会、今回はフジッコワイナリーの雨宮幸一氏を武乃蔵さんにお迎えしてのランチパーティ形式にて、21名様にお集まりいただき、開催しました。

 すべてはおいしく飲むために、何をしたらいいのかを考え、それは時にグラスの選択だったり、お料理との相性だったり、気の合う仲間だったり、いろいろな要素が絡まるワインの楽しみにあって、今回は「そのワインを造った人と食卓を囲む」という、今までありそうでなかった企画にしてみました。ワイナリー各社の営業チームが企画する会とは、全く違い立場において企画したもので、浅草にほど近い稲荷町は、昼から楽しいひと時が繰り広げられたのでした(自分調べ)。

 当日は、食事の前に、私のほうから日本ワインの現状を簡単に説明させていただいた後、雨宮さんから会社の紹介やワイン造りの概論をお話いただき、雨宮さんも食事に加わわるスタイルをとらせていただきました。会場を4つのテーブルに分け、お料理が変わるごとに雨宮さんに移動していただき、各テーブルで雨宮イズムを共有しつつ、雑誌には書いていない裏話や栽培の苦労などフジッコワイナリーのワインを飲みつつ、いい感じに会は進行していったのでした。(ヤクルトスワローズの今後についても・・・???)

 畑やワイナリーでお話しするのとは違い、一緒にワインを飲みながらのこの企画。畑仕事が一段楽した今だからこそ実現できるのかと思いつつ、フジッコさんのご協力と武乃蔵さんのおいしいお料理と、そして何よりフジッコワイナリーに関心を寄せる人たちなくして実現しなかったものと思いつつ、ここに改めて感謝申し上げる次第です。


 会では、ワインとのマリアージュや樽発酵、樽熟成の効果など体感しつつ、秘密のワインで感激し、酔いも進む日本のワインを囲む現場だったのでした。栽培学からのワイン造りという他の造り手とは一味違うアプローチをもつ雨宮氏は、フジッコワイナリーという組織でどんなワインを造ろうとしているのか、そしてフジッコの佃煮を母体にもつフジッコワイナリーは、どんなワインを造ろうとしているのか。某シェフの「美しいものは、美しいものからしか生まれない」を衛生管理の面で実践するフジッコワイナリーの現状を知る絶好の機会になっていれば、うれしかったりします。

 おいしい、には理由がある。そんなことを思いつつ、次回の再会を約束してお開きとさせていただきました。大感謝です。

2005/12/18記

つづく





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