にっぽんハッピーワイン


日本ワインの会の舞台裏というほどのものでもありませんが

 2009/02/04

ちょっとピンぼけ・・・すみません

 先の土曜日に平塚で開催させていただいた日本ワインの会の雑感を・・・さくっと。

 今回の会は、すばらしいワイナリー三社(シオンワイナリー シャトレーゼ勝沼ワイナリー 酒井ワイナリー)にお集まりいただけたことと、共同企画として三社(motoRossoさん、亀屋商店さん、私)での募集だったということと、さらには地元の有力紙「神奈川新聞」さんに告知していただいたこともあって、第九回目ながら、はじめてこの会にご参加いただけた方も多く、新たなる日本ワインのページが開かれた思いも持ったりします。

 この場も借りて、関係各位に大感謝であるとともに、なにより、ご参加いただいた方に、厚くお礼申しあげます。

 ところで、今回の最大のテーマは、日本のワインをはじめて楽しまれる方に、「そのちょっとした、きっかけ」になるような会にしたい、というものでした。たとえば、ご参加いただいた方が、後日、何気なく手に取った雑誌をペラペラとめくりながら、「あれっ。このワイン、こないだ平塚で生産者と飲んだワインだ」と思ってくれたら、を最上の喜びに設定していました。そんな何気ない生活の一部に、日本ワインが寄り添う時、会を企画した甲斐もあるかも・・・という感じで・・・。

 この会に参加する前と後で、なにかしらの些細な変化が起こってくれれば、それこそが大成功と思っておりました。普通に日本ワインに接する機会を作りたい。そんな思いから、今回のイベント企画が動き出したのです。(あくまでも自分的に、ですが・・・)

 最近の日本ワインはワイン専門誌や一般誌でも多く取り上げられ、日本ワインの愛好家も極めて増えているように思います。しかしそれは、裾野が広がるというより、裾野の一部が熱狂的になっているような感もあり、それはそれで極めて素晴らしいことですが、最近はいつものメンバーによって、日本のワインが難しく語られ過ぎているようにも思えていました。専門用語は、それを理解する者同士にとっては便利な言葉ですが、初めての人にはチンプンカンプンになりやすく、デイリーワインとしての日本ワインの敷居がふいに高くなってしまうようなリスクも感じたりしていました。

 日本のワインは、とことん語られる場も必要ですが、それに接する場が、なにげなく存在することも重要と考えます。(私の会で登場する)日本のワインは、知っている人だけが楽しめるほどの量しか生産されていませんが、その知っている人を、一人でも増やせたら、嬉しいと思うのです。それもできるだけ、ざっくばらんに、カジュアルに、愉快に・・・。そのきっかけは、友達に誘われたから、でも、誘いを断りきれなかった、でも、楽しそうなイベントを見つけたから、でも、なんでもいいので、ふと日本のワインに興味を持ってくれた人たちに、そのワインを知る機会を提供したいと思ったのでした。

 そして、生産者の方には遠路はるばる平塚にやってきてもらうのだから、おいしい料理があるところで開催したい。そう思うと、フレンチの若きエース手塚シェフが陣頭指揮を執るモトロッソというカフェ&スポーツ・バーが必要だったりします。「おいしい」は人によって違いますが、本物は、確実にそこにあり、本物としてのワインと、本物としての料理(今回はフィンガーフード)との出会いからしか、マリアージュという概念は生まれないと信じる者として、モトロッソで開催できる喜びに、大きく包まれつつ、その嬉しさをワインとともに共有できたら嬉しかったりします。生産者との情報交換の場に、本物のお料理を・・・。いい感じです。

 そんなこんなで、第十回目も早々に企画したいと思いつつ、平塚の夜は更けていくのでした。ワイナリーには、すでに打診していますので、近日、発表したいです。テーマは、泡の正体から招待へ・・・。なんのこっちゃ。


 ちなみにモトロッソの会の後の、HxMでのディナーの会のテーマは、菊池シェフの渾身のフレンチとともに、ロブマイヤーで楽しむ日本ワインでした。夜の部は、生産者のみなさんと菊池シェフの世界を共有したい・・・。そんな思いとともに、フレンチのコース料理に舌鼓なディナーが始まるのでした・・・。

 そのあと三次会もあったようで・・・。
 翌日は、反省会の名のもとに、回転・・・・・しすぎました(爆)(飽)



 つづく




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